東京都の小中学校教員の民間企業研修を実施
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サステナビリティ
8月1日と2日の2日間、東京都の小・中学校の教員8人を対象とした「教員の民間企業研修」を実施しました。この研修は、一般財団法人経済広報センターが主催するもので、企業活動の考え方や人材育成への取り組みなどについて先生方に理解を深めてもらい、研修での体験を授業や学校運営などに活かしてもらうことを目的に行っています。
大林組は、技術研究所や建設現場の見学、社員との対話を通じてものづくりの喜びや醍醐味を知ってもらい、その経験を子どもたちに伝えてほしいとの思いから毎年行っており、今年で16回目となります。
一日目の大林組技術研究所(東京都清瀬市)の研修では、本館テクノステーションや3Dプリンターによる建築物「3dpod™」などの最先端の研究施設の見学や、AGV(無人搬送機)や5Gを活用した重機の遠隔操作を体験しました。
また人事部や、ダイバーシティ&インクルージョン推進部による研修では、大林組の教育プログラムや多様な人材の活躍を促すダイバーシティ推進の取り組みが紹介され、無意識な思い込みに気付く「アンコンシャスバイアス」をテーマにしたグループディスカッションも行われました。
二日目は、Port Plus大林組横浜研修所において、木の特性を活かしたウェルネス空間を体感し、その後の建設現場の研修では、品川開発プロジェクト(第1期)3街区において、事業の概要や工事の特徴の説明を受けました。見学後に開催した交流会では、先生方からは質問も多数上がり、和やかで活発な意見交換が行われました。


研修を終えた先生方からは「社員の皆さんの熱意や誇りをもって仕事を取り組む姿が印象的でした」「ゼネコンのスケールの大きさや最新技術に感動しました」「たくさん人が知恵をしぼり協力している姿を見て、生徒たちにも協力の大切さを伝えていきたい」などの声が寄せられました。
大林組はこれからも、ものづくりで培った知恵と技術を教育の現場に伝え、次世代育成に活かしていただけるよう努めてまいります。